TANNOY TURNBERRYの視聴・評価

TANNOY ターンベリー視聴後の大山の評価
タンノイTurnberryはStirlingと全く同一のユニットを採用している。ということはターンベリーとスターリングの10万ほどの価格差は箱の差としかいえない。他のスピーカーメーカーでは一般的にグレードが上がるとユニットをランクアップさせるが、タンノイは箱をグレードアップさせることを付加価値としているわけで、それだけ箱へのこだわりが強いメーカーということもできる。(このプレステージシリーズは6機種あってユニットは僅か2種類しかない)
では箱のどこが違うのか?これは外観上は私の見た限り違いは分からない。両スピーカーともウォールナットの突き板と無垢に着色艶なし塗装をしているのは分かる。内部をぶっ壊してみるわけにもいかないので正直分からない。店頭での視聴はスターリングとの差はほとんど分からなかった。
ターンベリーはタンノイの最も得意とする弦楽器はやはり良い。問題はボーカル、金管系の楽器だが若干音像が大きくなることを除けばそこそこいける。大編成オーケストラに関してはさほど分解能力は高くないが、音場感空気管の再現はかなり高いと思う。
箱のグレードアップにコストをかけるのは良いと思うが、カタログを見るとスターリングより、このターンベリーのほうが能率で2db、周波数特性で1hz下まで再生できることになっているようだ。箱がちょっと大きいだけで能率2dbアップは???だがこのような小細工はどのメーカーでもやっていることだから特に咎めることはやめておこう。選択の基準はこの箱の響き、良否で選ぶべき。(しかし店頭ではこの箱の響きのレベルはほとんど分からないレベルかもしれないが)
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タンノイ ターンベリーカタログより特徴
- 同軸2way25センチユニット/バスレフ
- クロスオーバー周波数1.3khz
- 周波数特性34Hz~25khz
- 能率93db(Wm)
- 寸法(W×H×D) 456*950*336
- 内容積100L
- 30kg