水性ニスによる塗装
基本条件+シナ合板[ニス塗装]+FE103E
このレポートをはじめて、最初の1ヶ月はエージングによる音の違いを楽しんでいたのだが、BS-8とBS-10は”初級塗装編”のコンテンツを作る為に、エージングで1ヶ月たつ前に塗装をスタートさせた。
今回はスプレーガンなどを使わずに、ホームセンターで売っている塗料を使っての水性ニス塗装を行った。BS-8、BS-10は水性ニスと着色オイルフィニッシュによる塗装方法を詳しく初級塗装編に書いたので、興味のある方は見てください。
塗装はスプレーガンや、ホームセンターでの塗装をかなりやってきたが本当に難しい。長岡式スピーカーに関していえば、木工技術は端がねと鉋(カンナがあればそこそこ綺麗にできるが、塗装は本当に難しい。なので私は仕事での木工作品を請け負う場合は自分で塗装をするということはまずない。ただ木工職人な中でも 恐ろしく塗装がうまい人もいるんだよな~。
スプレーガンを使えば、バスレフポートの中もそこそこ塗れるが刷毛による塗装の場合は組み立てる前にバスレフポートへ塗装をしなければならないがそれを見事にわすれてしまいました。塗装は着色1回にと塗膜作りに3回塗りましたが、あまり厚いと塗膜にはならずエンクロージャーの箱鳴りを抑えるレベルには至りませんでした。しかしツヤ消し塗装なので、しっとりとした落ち着いた雰囲気のスピーカーになりいい感じ。着色後の音は、はじめは着色材の水分がエンクロージャーを湿らせたのか、低域の歯切れが悪かったが2,3日後にはかなり改善されてきました。しかし、これは単にエージングの効果かもわかりません。
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BS-10 |