Fostex 6N-FE88ESの利用レビュー
フォステクス6N-FE88ESの基礎データ
Fostex 6N-FE88ES取り説より特徴抜粋
- 非木材系繊維素材ESコーン紙採用
- UDRダンジェンタルエッジ採用
- 波形歪の少ないアクリルダンパー
- ボイスコイルに高純度6Nワイヤーを使用
- 限定販売ユニット
Fostex 6N-FE88ES大山の評価
FE88ESはFE83Eをベースに開発された、バックロードホーン専用のユニットで限定発売されたもの。83EのQ値が0.78に対し、88ESが0.31と低い。大口径ユニットで低いQ値を得るのはたやすいがこれだけ小口径のユニットで0.31のQ値は驚異的である。
手作りスピーカー研究会の小玉さんが自身のサイトで「Fostexの8センチ限定ユニットは全て音が良い」という旨の発言をされていましたが、これには両手を挙げて大賛成。88ESと88ES-Rはfostex歴代ユニットの中でもベスト5にはいるのではというくらい実力が高いと思う。このユニットに対しては名作のD-88スーパーフラミンゴが最も有名。
現在fostexは「FE-Σ」シリーズを低域だら下がりのバックロードホーン用ユニットとして、10センチ、16センチ、20センチと発売しているが8センチユニットはない(FFシリーズはFEシリーズとだいぶ音質が違う)。なんとかこのような素晴しいユニットを定番で販売して欲しいと思うは私だけではないはず。
FE88ESはフレームの大きさがFE83Eより大きく、88ES-Rより小さい。つまり3つのユニットは大きさに互換性がないので、1つの箱でユニットを付け替える場合はアダプターをつけるなどの処理が必要である。
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(オークションでオーディオ製品やFOSTEX限定ユニットを入手する時の注意点)