オークションでオーディオ製品やFOSTEX限定ユニットを入手する時の注意点
FOSTEXの限定ユニットやヴィンテージオーディオ製品など通常入手困難のものがYAHOOオークションを中心に活発に取引がされています。一昔前までは、雑誌の”売ります・買います”や中古店でしか購入できなかったものが業者の仲介抜きに購入もしくわ販売ができるため非常にお得に買う(売る)ことが可能となりました。特にフォステクスの限定ユニットはここで入手するのが最も一般的な方法になっています。
一度利用するとその便利さ故に、これなしではどうすることもできなくなっている大山ですがまだまだ多くの方はネットオークションの危険性などを考えて二の足を踏んでいる方も多いと思います。ここではどのようにすればヤフーオークションをトラブルなく安全に利用できるか注意点を箇条書きに書いてみます。以下の点を守れば100%といかないまでもかなりの確率でトラブルを防ぐことができると思います。
入札する前に物の相場は必ず確認する
オークションに出品されるオーディオ製品、アンプ、CDプレーヤー、スピーカーユニットなどはほぼ相場が決まっていますので事前に価格の相場を調べておく必要があります。過去の落札履歴が過去6ヶ月ぐらいにわたって全て見られるサイトaucfan.comはヤフーオークションに必須の超便利サイトです。この相場を分からずに入札する人が稀にいて、過去にフォステクスの限定ユニットFE208ESが28万円ほどで落札されていたのを見たことがあります。相場の3~4倍以上の金額です。
aucfanにはいったら欲しいものを検索窓に入れて”落札品”のタブをクリックします。結果は過去30日前までしか出てきませんが、さらに過去のものをチェックしたい場合は1ヶ月前、2ヶ月前のタブをチェックしていってください。
出品者の評価の見方
ヤフーオークションがここまで大きくなった原因のひとつに、”評価”のシステムがあります。これは売った人、買った人がお互いを5段階で評価しあい取引の感想を残すシステムです。ここで多くの人から”良い”評価をもらった人はより信用を得られるので入札者も安心して多く入札が入り、”悪い”評価を多い人は必然的に入札が入りにくくなります。 ですので特に高額なものを落札したい場合絶対出品者の評価を事前に見る必要があります。
- ”悪い””非常に悪い”という評価が全体の取引の3%以上ある(つまり100回取引して3回悪いという評価がついている)出品者はかなり問題があると見てかかったほうが良い。
- ”悪い””非常に悪い”という評価があった場合は必ずコメントを読んでみる。ヤフオクのシステム上”悪い”がついてしまう場合や(次点落札者の繰上げなどで)、明らにクレーマーが悪い評価をつけたりする場合もあり、あまり気にする必要がない場合もあります。
- 普通に取引を終えた場合通常”非常に良い”という評価をお互いにします。ですので、”良い””普通””悪い”が多い場合も要注意。コメントを見て問題ないかチェックしましょう。
- 評価がゼロ(つまり取引実績がない人)から10ぐらいまでの人から入札するのは危険な場合がありますので要注意。悪意のある人は大量のIDを取得していて評価はゼロが多いらしいです。逆に出品する場合は自分が10個ぐらい購入して評価10ぐらい得てから出品するほうが、結果的に落札金額があがるでしょう。
金額を振り込む前に”トラブル口座”一覧をチェックする
ヤフーオークションではいつ頃からか毎月の利用料金がかかるかわりに、万が一トラブルが起こった場合(お金を振り込んだが商品が届かない時)に50万円まで保証するシステムができました。このシステムは結構制限が多いのでよく規約をよみましょう。最も重要な点はトラブル口座一覧にある人に振り込んでしまった場合、ヤフーからの保障は受けられないということです。
高額になるオーディオ製品を購入する場合絶対にこのトラブル口座リストを振り込みの前に確認しなければなりません。 万が一出品者がトラブル口座に載っていた場合すぐに取引を中止しましょう。
ネット決済できるカードを持っておくと便利。出品者は決済方法を複数もっておくと好感をもたれる。
オークションではお金を個人間で送金(受け取り)を行うわけですが、頻繁に利用するようになると毎回銀行や郵便局に行って送金、受け取りの確認をするのは大変面倒です。現在はそれらは全てネット上で済ますことができます。
一番のお勧めはヤフー公認のジャパンネット銀行。 ヤフオク利用の8割ぐらいの人はこのカードを利用しているので、お互いが持っていると送金手数料が格安(52円か0円)になるので喜ばれます。ヤフオクのポイントを現金化することも唯一可能なカードでもあります。出品側になる方は相手に合わせて大手の口座は複数持っておくと相手の送金手数料を安くすることができるので好感をもたれますが、ジャパンネット銀行のカードは抑えておきたい1枚です。