バスレフダクト計算式と実際
基本条件+ラワン合板+FE83E
BS-8の作成は15mm厚のラワン合板でおこなった。しかし長岡師の本をよく見てみるとなんと14mm厚のラワンと書いてあるではないか!!。まあバスレフポートの厚みが1mm程度変わっても特性自体にはほとんど影響はないだろう。しかし14mm厚のラワンとは、これは14mmの無垢板をつかえとのことなのだろうか?そんなの売ってるのかな?さらに言えば無垢でこの構造的に無理があると思う。・・・・これは無垢材の反りの方向を考えると割れなどが出る可能性があるが、この大きさなどではやってみないと分からないだろう。
とりあえず理屈上14mmの場合でのでダクトの周波数をだしてみよう。
L1:角型ダクトの幅(cm)=0.6
L2:角型ダクトの高さ(cm)=14.5
L3:角型ダクトの長さ(cm)13.7
r:角型ダクトの面積(L1.L2)を円に換算した時の半径
Vc:キャビネットの実効ない容積(ℓ)=1.4l
理論上90hzがこのキャビのダクトの共振周波数になる。前のf特を見てもほぼそのあたりが膨らんで音圧を稼いでいるのがわかるだろう。
![]() |
BS-8 |