エージング1ヵ月後
基本条件+シナ合板[ニス塗装]+FE103E
エージング1ヶ月後。実際は1ヶ月と10日ぐらい足ってしまっている。
BS-8、BS-10と共に音を聴くのは主に寝る前を中心に15分程度。なのでユニットのエージングよりかむしろ、箱側のエージングが進んだと思う。いつも寝る前にBS-10とBS-8をセッティングして互いのスピーカーを聞き比べながら眠りについている。この2つ、BS-8とBS-10はやはり大音量で聞くと箱鳴りがかなりすごく、低音量で静かに聴くのに適している気がする(寝る前に聴くスピーカーにスワンスピーカーとか、D-37クラスのようなレンジの広いスピーカーはがんがん鳴らすようなことは普通ないだろう)。箱鳴りは悪の元凶ように言われかたをするときもあるが、箱とユニットの設計しだいでは木の響きが非常に心地よいこともあり、これはD-88スーパーフラミンゴを使った実験で大成功を収めた。今回作ったBS-8、BS-10は心材はともにラワンであるが、かなり軽くしかも箱の補強がほとんどないので箱鳴りが凄い。あまり箱をうまく鳴らす設計になっているとは思えない。これは樹にもう少しましな材を使い補強をうまく施せばうまくコントロールできるだろう。やはり箱鳴りの気にならない小音量向けスピーカーかな?
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BS-10 |