人気のあるスピーカーの要素とは
基本条件+シナ合板+FE168SS
人気のあるスピーカーの要素って何だろうか?
私、大山美樹音は長岡師の人気スピーカー15機種を選んで全て実際に組み立てて、実際に本物の音を聴いてみたい・その凄さを解明したいという欲求に駆られてこのコーナーというかサイトをスタートしたわけだ。この15機種をどのように選んだかというと「長岡鉄男編集長の本ビジュアルオーデオーディオパワー 観音力」に出ている読書が選ぶ人気長岡鉄男スピーカー、「世界でただひとつ自分だけの手づくりスピーカーを作る」にでている長岡鉄男お気に入りスピーカーを参考にした。そして最後にネットでの露出度の高いもの、作りやすさ、一般家庭に普通に置けるかなどを総合的に判断した。今のところこの15機種に関して誰からも反論されていないので選択は大きくは間違っていないだろう。
本題に戻って「人気のあるスピーカー」って何だろうか?それはこの15機種を全部作り終えてからレポートする内容かもしれないがちょっと先走って考えてみた。人気のあるスピーカーとは(売れるスピーカーとは)本来
①価格が適正であること
②音が良いこと
③デザインが良いこと
この3つだろう。しかし人気のある市販スピーカーは、権威ある雑誌の賞を得られているか、評論家諸氏がどう書いているか、スピーカーメーカーの宣伝・営業が上手か下手か、etcなどが人気・売り上げに大きく影響するわけで、ただ安くて音がよければ良いいうわけではなく問題は複雑だ。
一方、長岡師の人気スピーカーはほぼ上の3つのファクターに忠実に選ばれるのだと思う(どれを重視するかは選ぶ人の主観によってもちろん異なるが)。利害関係がほとんどないからだ。長岡鉄男師のどのスピーカーを作ってもどこにお金が落ちるかはすでにほとんど決まっている。長岡鉄男師が設計した500機種のうち、大山が選んだ15機種は飛び切り3つのファクターのレベルが高いといえるだろう。(私の主観ーーーD-37は③重視?D-10バッキーは①重視?D-101sスーパースワンは②重視?)
私の選んだ長岡鉄男師の人気スピーカーは長い時間をかけた人々の選択の結果であり、そこには①価格が適正である②音が良い③デザインが良いがぎっしり詰まったーつまり低コストハイパフォーマンスの集積であると言える。
![]() |
D-37 |