翌日
基本条件+シナ合板+FE168SS
昨日は完成後音だしをした後はユニットをはずして、扇風機をバッフルの穴に向けてつけっぱなしにして寝てみた。なんとか少しでも早くボンドが硬化してエージングが進めばと思ったからだ。このくらい大型のスピーカーになるとボンドの利用量も半端でなく多いし、本来1週間ぐらいしてから音だししたほうがよいのだろう。しかし、苦労して完成させたのだからいち早く音だししてみたくなるのが普通ってもの。
2日目の試聴スタート。昨日は3,4時間ユニットをドライブしたからだろうか?ユニットの音の出方は多少滑らかになり紙っぽさが若干減ってきた。とはいえエンクロージャーの方はまだパイプ共鳴音だしまくりの状態が続いている。パイプ共鳴音がとくに著しく分かるソースはチャイコフスキーの交響曲第6番の第1楽章・第3楽章。この曲でティンパニーを連打される箇所があるがそこで凄くよく分かるので今後エージングの進度を見るのに使うことにしよう。現在そこのパートを聞くとボーボーいうパイプ共鳴音がかなり感じられる。このパイプ共鳴音にかんしてこれまで小口径フルレンジで感じられたものの比でなく多い。
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D-37 |