スピーカー追求道>【3長岡SP視聴編】D-111エスカルゴM>
もしかして失敗?
基本条件+ラワン合板+FF125K
非常に残念なことだがもしかすると私はこのスピーカーの製作に失敗したのかもしれない。それくらい初試聴時の印象は良くない。というのも、この合板をカットしてもらった時に、カットの頼み方が悪かったのか、業者が下手だったのか分からないが音道部が一定にならず音道部が最大で2mmほどずれ、鉋で修正したのだがあまりに時間がかかるので途中で妥協して接着してしまった。さらにこのスピーカーは左右対称形に組み立てなければならないが、途中まで間違えて同じものを2つ作ってしまい、途中で合板を剥がして貼り直すという作業をしているのだ。
もしかするとこれはD-111自体の問題かもしれないし、FF-125Kの問題かも知れない。というのは長岡師が多く紹介していたスパイラルホーンスピーカーは10センチユニットFE103Eを利用したD-103だからだ。私がD-103ではなくD-111を紹介したかったのはまず12センチユニットを使いたかったこと、スパイラルホーンでは音道部からの中高音の音漏れが凄いのが分かっていたので、低域にウエイトがあるユニットを使ったスパイラルホーンスピーカーを作ってみたかったからだ。
まあそんなに悲観的にならずに今後の改良とエージングに期待しよう。
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