スピーカー追求道>【3長岡SP視聴編】D-111エスカルゴM>
初視聴
基本条件+ラワン合板+FF125K
長岡師はスパイラルホーンをエスカルゴシリーズとして数種類発表している。今回私が選んで作ったのはD-111エスカルゴMである。長岡師の本で最も登場するスパイラルホーンはD-103(10センチユニット)であり一時は長岡鉄男師の自宅でも壁掛けで利用されていた立派なリファレンススピーカーである。私も一度も友人宅の家で聞いてそのポテンシャル(低域の伸び)に驚いたことがある。が、私の経験からスパイラルに適したのは12センチユニットのD-111エスカルゴMなのではないかと思い(理由は後述)、製作した。
長岡鉄男先生のfostexが出版した「my original sound」にかかれた文章を引用させてもらう。「<視聴記>(中略)悪いけどメーカー・オリジナルのシステムなど比較にならない。30~18000Hz。特にピークらしいものも感じられず、バランスよく、歯切れもバツグン。だまって聞かせたら、きっと30cmウーファーを別にかくしていると思うにちがいない(中略)」(中略は筆者大山による)。
EscargotM |