スピーカー追求道>【2スピーカー製作編】大山美樹音の木工技術編トップ>
バッフルへのテーパー加工
バッフルへテーパー加工をつけるのは板厚の長さでパイプ共鳴音が発生しユニット背面からの低域に悪影響を及ぼすおそれがあるからです。板厚が15mm程度であればそれほど気にすることはないかもしれませんが、D-55クラスの21mm厚2枚重ねの合板の場合は変化を確認しております。下がイメージ図です。
![]() |
⇒ | ![]() |
最も簡単な方法は金やすりでテーパーをつけることです。この方法は時間はかかりますが、簡単に行うことができます。
![]() |
削りとる部分に鉛筆でしるしをつける。 |
![]() |
金やすりでこすって取る。 |
![]() |
爪つきナットを使う場合は先に位置を決めておいたほうがよい。 |
![]() |
ユニットをとりつけたところ |
私は現在はトリマーとトリマーテーブルを使って行います。ちょいとわかりにくいですが、やり方はこちらも見てみてください。