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    D-88への鏡面ウレタン塗装1  
    
     準備(パテ処理)
|  | 工場に運びこまれた、D-88スーパーフラミンゴのフィンランドバーチバージョン。 | 
|  | 今回のフィンランドバーチ合板は粘りが少なく、積層部分がカケてしまう部分があった。よく乾燥している良い材の証拠だが、、、理由は良く分からない。 | 
|  | このような状態で塗装するわけにはいかないので、かけてしまった部分には全てパテ処理を施す。このようにパテを盛るときは、不要な部分にマスキングテープを張ってパテを注入し乾いたらペーパーをかけるとよい。 | 
|  | ホーン開口部分(スワンのお尻にあたる部分)にはビス止めの後が見えてしまっているのでパテで隠す。こんなとこ覗かないとみえないんだけどね、、、。 | 
準備(マスキング)
|  | 続いてマスキングテープを塗装しない場所にはりつけてゆく。こういう細かい作業もさすがプロは手際がよい。あっという間に終わってしまった。 | 
|  | バッフルへもマスキング。 | 
|  | 砂状の鉛を入れるスペースは塗装するかどうか迷った。ここは見えないからどうでも良いのだが、100%着色できない場所なのでそれなら塗装はなしの方がバーチの生の状態が残って良いだろうと思い、無塗装に。 | 
|  | これがけっこう難しい。 | 
素地調整
|  | #280を使っての素地調整で。私はサンダーと手作業で家で#240での素地調整を済ましている。 | 
|  | しかし、塗装屋さんは木工屋のペーパーがけでは納得がいかないようでサンダーを使わず手作業のみでもう一度素地調整を必ず行う。 | 
|  | といいつつもペーパーがけをしているのは私(笑)。ということは私に素地調整のペーパーがけの免許皆伝を下さったということか? | 
消毒
|  | 素地着色をやる前に行うのが、消毒。これはいろいろな方法があるそうだが今回はメタノールをがん吹きする。 | 
|  | 今回塗装をメインで担当してくれた壁谷氏。 | 
|  | これをすると木材の表面にあるいろいろな不純物がとれて塗料ののりが良くなるらしい。 | 
|  | スーパーフラミンゴの開口部まできっちり塗ってもらった。 | 









