HI-END SHOW
AUDIO&MUSIC TOKYO 2007
(1)
まずは我らに最も関心の高いFOSTEXのブースから。
今回の目玉はこちら。FE138ESR。
FE138ES-Rは13センチユニットでこれまでの12センチユニットとは全く互換性がないそうだ。ということはこれまで自作派を泣かせてきた、FE88ES(8センチ)と88ES-R(8.5センチ)に互換性がないのとおなじことになるのだろうか?
138ES-Rにはもちろんアルニコマグネット・センターキャップではMG850と同じ純マグネシウム振動板を搭載。実物を見ると、異常にマグネットが巨大なのが分かる。値段・発売時期ともに正確には未定だそうだが、年内・ペアで10万以下が濃厚だそうだ。
早くもスワンスピーカーを参考例として出されている。限りなく16センチスワンのレアにかなり近い設計なのが分かる。それを13センチユニットで駆動しようというのかな?しかし、88ES-Rでスーパースワンを鳴らせるのを考えると無理ではないのかもしれない。恐るべしフォステクス。
自分も早くこのスワンを作ってみたい!!けどまだまだやらなければならない長岡スピーカーの実験が山済みだからそれらが終わってからになるな~。 浮気してこっちいこーかな(笑)
今回スピーカーの視聴はG1300に低音用のG1302がメインでした。他のブースでいろんなスピーカー聞いてから来るとやっぱりfostexの音は本当にいいなあ~と思ってしまう。思い入れが強いだけに、やはり何百万円のハイエンド機種よりも私はこっちのが好きみたいだな。
キャビネットにはブナ合板・パーチクルボード・MDFをミックスして使用し響きの調整を行っているとのこと。確かに響きもなかなか良くできていると思った。FOSTEXさんの解説では「ブナ合板は入手困難」とのことですが、そんなことないです。(笑)
しかし、これだけパフォーマンスが高くて1台22万はかなり良心的。
フォステクスのブースは人気で人だかりができていた。
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