A&Vフェスタ2008
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球形スピーカーを無垢材で作ってしまってSP。球形SPは過去に販売されてきたことがあったと思うが、総無垢材で見たのは初めて。過去にデノンが同様のものを販売しようとしたが技術的困難さと1台60万円ぐらいのコストから市販できなかったらしい。
木材は「 栓(せん) 」を利用とのこと。昔使ったことがあるが、木目が綺麗で無垢の家具屋さんにはけっこうおなじみの木材です。視聴は残念ながらできなかった。音は聞いて見たいという方はこちらまで。
D58ESの周波数特性分析ができずに、いいスペクトルアナライザーはないかなとさがしていたところ、McAudiという会社からよさそうなものを発見!ただし値段は48万とかなり高価。欲しいけど無理そうだなー。
Parc Audioのブース。
六本木工学研究所のブース。
今回の自作オーディオ自慢大会はアンプとスピーカーの部門でそれぞれ10機種ぐらいがノミネートされていたが、視聴は3日にわたって行われる。私は土曜日に行ったので、前田会長のものと、前川さんのものしか聞くことができなかった。
この自慢大会は投票用紙があって、一番良かったSPに投票する。このイベントに3日続けてこられる人はそういないだろうから、全てのSPを聞くことは一般人には難しい。そこはなんとか工夫できないものだろうか?あとやはり個室ブースで聞きたかったなー。隣のAVの部屋からの雑音が大きすぎる。
ミューズの箱舟の会長前田好一氏の作品。ネオコンドルDLS。バックロードと共鳴菅の中間的な設計の様子。前作のチューバソルデスとだいぶうってかわってゆったりした音でした。ユニットのM0が重めのユニットでバックロードに挑戦して、鳴りかたに全く問題なかったのでアルパインの同軸ユニットを採用されたとのことです。
前川氏の作品。デザイン的に相当凝っている。ウーファー、ツィーターとも金属系振動板を利用。本人も仰っておりましたが、若干高域に向けて右肩上がりの音の気がしました。しかし「水」の流れる音リアルで良かった!!
「ファオン」という竹をエンクロージャーに使い、箱を響かせるという趣旨のスピーカー。完全に楽器系のスピーカー。重量もさほど重くない。定位感を定めるのではなく自然な音場表現を狙ったスピーカーだ。同軸2wayでなかなか鳴りっぷりはよかった。
どこのメーカーなのかメモするのを忘れた。無指向性のスピーカー。定位感はまったくないが、Boseの901などと比較してさらに音場感を広めたような音。
こちらも申し訳ない。メーカーをメモるのを忘れてしまいました。最近はこのようなミッドの指向性を狭めるのが一種のブームなのかな?ダイアトーンの超高級機もミッドホーンに円形のもの、アバンギャルドもミッドホーンが円形。