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ウーファーとは
ウーファーとは
低音用スピーカーのこと。超低音用のスーパーウーファー・スコーカーとクロスを持つウーファー(3way)・ミッドバス(4way)など。直接放射型のコーン型が多く用いられる。
FOSTEXの40センチ高級大型ウーファーW400A-HR
受け持つ帯域は
- スーパーウーファーで数hzから60hz程度
- ウーファーで20~500-4000hz程度
- ミッドバスのウーファーで150~800-1000hz程度
ウーファーの振れ幅
口径が半分になると同じ音圧レベルを得るのに、4倍の振れ幅が必要になります。仮に10センチ・20センチ・40センチのユニットがあったとすると、ある特定の周波数を同一の音圧レベルで再生するとき
40センチユニットであれば振れ幅を1と仮定すると
20センチユニットの振れ幅は4
10センチユニットの振れ幅は16必要になります
極端に振れ幅を大きくすることは技術的に不可能であり、歪の増大を招くことになる。ゆえに大型になればなるほど最低域を少ない振れ幅で再生できるため、有利であると考えられる。しかしことはそれほど単純ではなく大きすぎるウーファーには次に述べるようなデメリットがあります。
大口径ウーファーのデメリット・技術的難しさ
- 巨大ウーファーは必然的に振動板が重くなり立ち上がり感が悪い
- 重い振動板は能率が悪い
- 振動板に必要な剛性を確保できず分割振動をまねく
- 音像が大きくなりすぎる
- 巨大な磁気回路、巨大なフレーム、頑丈な振動板などなどが莫大なコストアップにつながる
以上に述べた大型ウーファーのメリット・デメリットを考えると、ウーファーの直径は10センチから30センチ程度の大きさが一般的のようです。