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振動板に使われる素材3-高分子素材系
高分子材料とは分子量が極めて多く、分子同士が近い距離で並んでいる物質のことである。代表的な材としてはポリエチレン、ポリプロピレン(サランラップに使われる)などのプレスチック繊維などのことである。
これらの材料自体は1950年代に発明されたがスピーカー振動板として利用されるようになったのは1970年代からであり、紙系振動板の比弾性率(物質が元に復元する早さ)の改善の手段として利用されるようになりました。こららの高分子系素材はハニカム構造や他の物質に張り合わせて利用されています。
代表的な材にポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン、 ポリエチレンテレフタート(PET)、ポリメチルメタアクリレート、ピリメチルペンテン(TPX)、ポリオレフィン、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、炭素繊維(CF)、アラミッド繊維(AF)と熱硬化性樹脂の複合材料(CFRP,AFRP)