DSDとは
DSD【Direct Stream Digital】とはソニーとフィリップスにより考えだされた方式で1999年に策定された。
CDはPCM方式(Pulse Code Modulation)という方式で20Khzまでの高域を録音できるが、DSD方式はそれとは全く異なるデルタ・Σ方式という1ビット量子化という記録方式がとられていて100Khzまで再生が可能。
DSDはアナログデータに近いデータ表現のため、音はアナログに限りなく近いデジタルという言われ方をする。
SACDという媒体は一般向けにはCDほどあまり普及しなかった。恐らくダウンロード等のDSDはオーディオファンを中心に一定の普及はするだろうが、大多数の音楽好きの人はデータ圧縮の音楽が主流となっていく流れは今後変わることはないと思われる。