ホワイトノイズ
ホワイトノイズ【whitenoise】とは全体域にわたって単位周波数(1HZ)あたりのエネルギーが一定のノイズのこと。
1オクターボのエネルギーは高い周波数にいくほど広くなりますが、音響的な重要度は同じになります。例えば1Khz-2Khzと10Khz-20Khzを考えてみましょう。
同じ1オクターボですがバンドの幅の広さは10倍あるのでここにホワイトノイズをかければ後者のほうがエネルギーが多くでてしまいます。
それでは困るのでオクターボあたりのエネルギーが一定のノイズが人間の聴感上には必要になります。それがピンクノイズです。ホワイトノイズに3db/octの減衰フィルターをかけたものがピンクノイズになります。
測定には主にピンクノイズを使います。