等ラウンドネスカーブ
等ラウンドネスカーブ【equal-loudness curve】とは人間の耳が「1khzのある音圧の音と同じ音量感になる、ほかの周波数の音圧のレベルはどのくらいか」をグラフにしたもの。フレッチャー・マンソ両氏が発表したものが最も有名。
人間の耳は音圧が低いときは低域と高域への反応が鈍くなり、ある一定の音圧まで高くなるとほぼ全ての帯域が一応に聞こえるようになる。このグラフでは1000hz(1khz)の音圧レベルを基準にホンという単位を使って表す。
フレッチャー、マンソン両氏の等ラウンドネスカーブ発表の後、ロビンソンンとダドソンが自由音場での等ラウンドネスカーブを発表した。現在のものはそれらを基にISO(国際規格協会)のものがよく使われる。