VICTOR SX-LT55MK2の視聴・評価

VICTOR SX-LT55MK2視聴後の大山の感想
VICTORのSX-LT55MK2はビクターの単品スピーカーではちょうど中堅クラスに位置する商品で、バーチカルツイン+スタガードバスレフ+サブウーファーというかなり特徴のあるスピーカーです。
SX-LT55MK2は上2つのウーファーと、一番下のウーファーに種類の異なるウーファーを使用して特性をよくしようとしたスターガード接続という方式を採用している。SX-L77はバーチカルツインの上と下でスタガード接続をさせるのは私はおかしい気がちょっとするが、SX-LT55MK2はツインのウーファーは同じで、下のウーファーが最低域を受け持っている。こちらの方が理にかなっている気もする。
ビクターのハイエンド単品オーディオは2000年あたりを境にスコーカー、ツィーター全てに金属系の材料が目立つようになり(ウッドコーンシリーは除く)かなり高域にキャラを持つようになり、相対的に低域が甘くなった気がする。しかしこのSX-LT55MK2は低域の解像度、切れは良い。このクラスの口径のスピーカーは特に低域がもたっとすることなく前へ音がでてくる。コストパフォーマンス的にもかなり良い。
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ビクター SX-LT55MK2カタログより特徴
- 種類 3ウェイ4スピーカーシステム、バスレフ型(防磁形JEITA)
- スピーカーユニット 低音用、14.5cmバランスド・アルミオブリコーン 中低音用、14.5cmバランスド・アルミオブリコーン×2 高音用、1.9cm純金プレーティング・ピュアアルミハードドーム
- 定格入力(JIS) 37.5W
- 最大入力(JIS) 150W
- 定格インピーダンス 6Ω
- 再生周波数帯域 32Hz~80,000Hz
- 出力音圧レベル 89.5dB/W・m
- クロスオーバー周波数 100Hz/4,000Hz
- 外形寸法 (W)180mm×(H)1,000mm×326mm(スピーカーターミナル、サランボード含む) (W)300mm×(H)1,027mm×345mm(フット含む)
- 質量 22.0kg(1本・本体) 付
- 属品 フット(2個),フット取り付けねじ(4本)