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Spendor SP100Rの視聴・評価

Spendor sp100視聴後の大山の感想
スペンドールのスピーカーは他にSP1、2、3/5Rと4種類があるが、このsp100はスペンドールのスピーカーの中で最上位に位置する。往年の銘機S100、S100Pを更に発展させたモデルで30年あまりの伝統あるモデルです。
イギリスのスピーカーメーカーで楽器的な響きを特徴とするスピーカーにはに「タンノイ」や「Herbeth」があるが、私的にはスペンドールはそこまで箱の響きを強調しない。しかしかっちり定位するモニター系ではなく素朴な箱の響きがする「聞きやすい系」スピーカーである。
30センチコーンのスピーカーのわりにはさほど能率は高くなく、目の覚めるような低域ではない。ふんわり包み込まれるような暖かさのある低域で、ショップ視聴ではなかなかこのようなスピーカーのよさも分かりにくいでしょう(逆にあまり強調する部分が少ないのであまり「さえないスピーカー」と見えてしまうかもしれない)。しかし、音の密度が高く、強調感の少ない鳴り方をするスピーカーは使いこなしが容易で長年飽きずに使えるはずだ。ブリティッシュサウンドそのものと言った感じのスピーカー。
Spendor sp100カタログより特徴
- 低域ユニット 300mmコーン、44mmコイル 中域ユニット 160mmポリプロピレンコーン、25mmコイル 高域ユニット 19mmソフトドーム
- 周波数特性 40Hz~20KHz
- 出力音圧レベル 89dB
- インピーダンス 8Ω
- クロスオーバー 550Hz、5KHz
- 最大入力 200W 入
- 力端子 4mm端子バイワイヤー対応
- 寸法 H700xW370xD430mm
- 重量 36.0Kg