スピーカー追求道>【5市販品レビュー】海外の単品SPメーカートップ
ELAC FS247の視聴・評価

ELAC FS247視聴後の大山の感想
1926年創業のELACは当初は水中で使用するソナーを製造していたドイツのメーカー。スピーカーは戦後からとなるが、はじめはレコードカートリッジを作っていたが1980年代からスピーカー市場に参入。日本には斬新的な点音源スピーカーCL310JETが紹介されたのは1997年です。
その後は点音源系の310系とハイエンド600系、エントリーモデルの200系と様々なモデルが発売されるようになりました。このELACFS247はトールボーイ型スピーカーでの中でのELACエントリーモデルとでもいうべき位置づけの商品。
ELACというと全身アルミ、さらにユニットの振動板までアルミで相当アルミ臭い音をだすかと想像する人もいるかもしれない。まあたしかに全体的には中高域を意識した音作りにはなっている気はするが、音は特にひどくアルミの香りは感じない。人は必ず視覚からはいるからどうしようもないが、ブラインドテストをされて聞かされたらアルミのことなど分からないかもしれない。
低域はかなりタイトで分解能、解像度は高くクラシックの編成大小にかかわらず鳴らしきる実力を持つ。寒色系の音で、長時間BGM的に聴くよりか短時間音楽にのめりこむタイプ。女性ボーカルはパートによってはスキーに聞こえる部分もあったが全体としては色気・温度感を適切に表現しているといえるだろう。
★楽天で最安ショップ順にELAC FS247の値段を調べる★
ELAC FS247カタログより特徴
- 形式 2.5ウェイ・バスレフ(防磁) ウーハー 150mm AS-XR CONE×2 トィータ JET III
- クロスオーバー周波数 450/2,500Hz
- 入力 定格120W/最大160W
- 周波数特性 30 - 50,000Hz
- 能率 89 dB
- インピーダンス 4Ω
- サイズ H993×W220×D320mm (ベース部含む)
- 重量 16 kg
- JET-DC、Bass Control Plug付属
- バイワイヤリング・ターミナル仕様
- 仕上げ ハイグロス・ブラック(HB)、モカ(MO)