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JBL 4312 MⅡの視聴・評価

JBL 4312 MⅡ視聴後の大山の感想
43シリーズの最小小型モデル4312mのモデルチェンジバージョンがM2。音はとことん上位の4312の系譜で、鳴りっぷり重視のスピーカー。このクラスのスピーカーをショップで視聴したとき(比較機種:タンノイオートグラフミニ、quad12L2、sonus faber concerto、quadesl988)に聴感上能率が最も高いのが瞬間的に分かった。
ポップスやロックのようなドラムのパンチの利いた低域をここまで小型で余裕で鳴らせるこのスピーカーの実力は凄い。視聴したソースはクラッシクとジャズであったが音がぐんぐん前にでる。悪く言えば「大味」よく言えば「鳴りっぷりが良い」。解像度や繊細感の高さを求めるのであれば他のスピーカーにしたほうがよいだろう。
まさに「JBLモニター」の系譜とでもいうべきスピーカー。4312は確かに良いがあそこまでの大きさのものを置くにはかなりのオーディオファンでないと難しい。JBLエントリーにふさわしいスピーカーだ。
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JBL 4312 MⅡカタログより特徴
- 形式 3ウェイ・ブックシェルフ型 使用ユニット LF 133mm径ピュアバルブ・ホワイトコーン・ウーファー MF 50mm径ピュアバルブコーン・ミッドレンジ HF 19mm径テンパード・ピュアチタン・ドーム・ツィーター
- インピーダンス 6Ω
- 許容入力 75W
- 出力音圧レベル 90dB(2.83V/1m)
- 周波数特性 55Hz~50kHz(-6dB)
- クロスオーバー周波数 7kHz / 12kHz
- 寸法(W×H×D) 181×300×180mm
- 重量 4.0kg