JBL 4318の視聴・評価

JBL4318 視聴後の大山の評価
JBL4318は4312の上位バージョンであり、系譜的には4312から派生されたもの。2004年に発売されました。同一のユニットであるが、ネットワークと箱が4312とは異質のもので音の傾向はかなり違う。箱は4312に比べグレードアップといえるが、ネットワークは好みの問題といえる。箱は4312がパーチクルボードで、4318はMDFにウォールナットの突き板貼り+ツィーターにホーンをつけている。4318のネットワークは4312にはないウーファーにもコイルが入っている(ハイカットさせている)。
音の違いを一言で表現してしまえば、4312はハイスピードで鳴りっぷり重視(つまり従来のJBLらしさがある)、4318は若干おとなしめで繊細感が多少あるといえばよいのだろうか?4312ではさすがにオーケストラを聴く気にはなれないが、4318であれば多少は良く聴くことができるという感じだろうか?
4318と4312は値段差が2倍近くあるが、ネットワークと箱だけでこれほどの差がついてしまうのもどうなのかな。自分であれば4312を買ってネットワークだけ自分で組めば4318にほとんど近づけるのではないかとも思ったりもしてしまうが、、。
箱はMDFに4343伝統のウォールナットの突き板仕上げ。基本的にJBLは箱にはそれほど金をかけないメーカーの(これはアメリカのメーカーに特徴的)ようで、ペアで660万するProject EVERESTDD6600ですらこのクラスと作りは本質的には変わらない(MDF+突き板)。現行の4312Dは黒の塩ビシートであるがここは好みの分かれる部分。私的には完全にウォールナットをとるが。
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JBL 4318カタログより特徴
- アルミダイキャスト製高剛性エアロダイナミックフレームNDD方式の磁気回路2213Nd搭載
- 高分子ポリマーコーティングコーン採用の125mmミッドレンジ105H
- ピュアチダンドーム054Ti-1
- バイワイヤリング接続、パッシブバイアンプ駆動可能なネットワーク
- 3ウエイバスレフ(300mm×1、125mm×1、25mm×1)、
- クロス2khz、5khz
- 寸法(H×W×D)597*362*289
- 19.5k