VICOR HP-DX1000の視聴・評価

VICOR HP-DX1000視聴後の大山の感想
VICTORのHP-DX1000はビクターヘッドフォンの最上位機種で10万を超えるハイエンドクラスのヘッドフォン。
あまりこのレビューで機器を酷評することは避けているが、このHP-DX1000は私の評価は高くない。最低域までの伸びがなく、分解能もほどほど。密閉特有のこもり感が若干あり、音のまとまりもさほどよくない。高域もちょっとシャリシャリしている印象がある。
10万クラスの無垢の高級密閉スピーカーはテクニカ、デノン、VICTORとでているが、その中では最も私の評価は低い。
音は全体的に低域が弱めで、若干ハイアガリな傾向がある。クラシック向きではないと思うし、ボーカルもさほど艶のある歌声にはならなかった。視聴はしなかったがポップス系に合うのかな?
これはVITORのヘッドフォンを書いた後にホームページを見て知ったのだがHP-DX1000はハウジングに使われている木材は「ラジアタパイン材の無垢」だそうだ。いくらなんでも10万クラスのヘッドフォンにラジアタパイン材はないだろうと思ってしまう。(笑)
「ラジアタパイン材」⇒検索エンジンでお調べください(笑)
VICOR HP-DX1000カタログより特徴
- 感度 102dB/1mW
- 再生周波数帯域 4Hz~30,000Hz
- インピーダンス 64Ω
- 最大許容入力 1,500mW(IEC*) *IEC(国際電気標準会議)規格による測定値です。
- コード 3.5m 布巻き 7N-OFC
- 入力プラグ 24金メッキステレオ標準プラグ
- 質量(コード別) 380g