AUDIOTECHNICA ATH-W1000の視聴・評価

AUDIOTECHNICA ATH-W1000視聴後の大山の感想
オーディオテクニカのATH-W1000は無垢の北海道産アサダ桜を利用したハイエンドモデルです。
上位のATH-W5000は黒檀という異常に高比重のものをエンクロージャーに利用しているが、こちらは桜(チェリー)をエンクロージャーに利用している。音はテクニカの中ではフラット系でほんの若干のハイアガリ程度に感じる。
ボーカルの艶や弦楽器の艶もこのチェリーは、ATHW5000にあるようなピーキーさはなく大変良好。中低音の芯や厚みも十分で、テクニカにあるある種の”冷たさ”を感じさせない。バランス的にいうとオーディオテクニカの密閉ヘッドフォンで最もモニター的というかフラットで分解能も高い機種に感じる。
オーディオテクニカというメーカーはオープンエアタイプのヘッドフォンは安いものから最高級のものまで違いが非常にわかりにくく、ある意味音は一貫性があると思うが、密閉タイプは機種によってけっこう違いが大きいので注意が必要。
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AUDIOTECHNICA ATH-W1000カタログより特徴
- 型式 密閉ダイナミック型
- 出力音圧レベル 100dB(JEITA
- ) ドライバー φ53mm、 スーパーハイクラス8N-OFC ボビン巻きボイスコイル
- 質量 350g(コード除く)
- ハウジング 北海道産アサダ桜無垢材
- プラグ φ6.3金メッキステレオ標準
- 周波数特性 5 ~40,000Hz
- コード (シース/素材/長) 布巻き/ 6N-OFC+Hi-OFCハイブリッド/ 3.0m(片出し)
- 最大入力 2000mW
- インピーダンス 40Ω
- 別売:交換イヤパッド HP-W1000 (税抜 ¥2,500.)