ソニー MDR-F1の視聴・評価

SONY MDR-F1視聴後の大山の感想
ソニーのMDR-F1はオープンエア方式のスピーカーで、マグネシウム合金のフレームを採用し重さ僅か200gの超軽量ヘッドフォン。
MDR-F1はドライバーと耳の間に空間があり、フロント部分の音も外に逃げるようになっている。ヘッドフォンというよりスピーカーを超近距離で聞いているスタイルになる。
つまりユニットの背面の音も漏れるし、前面の音も漏れる。これをソニーは「フルオープンエアダイナミック型 」と呼んでいる。
これは音の開放感につながるが、低域はかなり弱いのではとおもっていた。MDR-F1を実際視聴してみると意外や意外、低域の量感はMDR-SA1000より多い。音のバランスも結構よく中高域の分解能もかなり高い。
音の密度はさほど高くないが透明感が高く、非常にクリヤー。高域もさほどサラサラする金属音はなく聞きつかれもしないだろう。
SONY MDR-F1カタログより特徴
- 型式 フルオープンエアダイナミック型
- ドライバーユニット 口径50mm(CCAWボイスコイル採用)
- 感度 100dB/mW
- 再生周波数帯域 10-30,000Hz
- インピーダンス 12Ω
- 最大入力 700mW
- コード 3.5m OFCリッツ線 (片出し)
- 入力プラグ 金メッキステレオ2ウェイプラグ
- 質量(コード除く) 約200g