ケンウッド KH-K1000の視聴・評価

KENWOOD KH-K1000視聴後の大山の感想
KENWOODのKH-K1000はケンウッドが販売している数少ないヘッドフォンの最上位機種にあたる。アルミ製のボディー。
KH-K1000は外観上は冷たい印象があるが、音はけっこう温かみのある傾向、ソフトでマイルドなサウンド。高域、低域の両端を欲張ることなくまとまりのある音に仕上げている。もう少し低域の下は伸ばして欲しいという気もするが・・。
KH-K1000の音場感は広いが、音の定位はちょっとボケ気味。ただ弦楽器の響きやボーカルの艶などは自然の感じで、密閉のこもり感はさほど感じない。
アタック力などはさほど強くなく、繊細な音の出し方をする分弦楽器などにはいいかもしれないがピアノやパーカッションにはちょっとむかないかもしれない。
KENWOOD KH-K1000カタログより特徴
- 型式 密閉ダイナミック型
- ドライバーユニット φ53mm(高純度OFCボビン巻きボイスコイル採用)
- 出力音圧レベル 98dB/mW(JEITA)
- インピーダンス 42Ω
- 最大入力 1,500mW(JEITA)
- 再生周波数帯域 10~45,000Hz
- コード素材 エラストマーシース/高純度OFC
- コード長さ(約) 3.0m(Y型)
- プラグ 金メッキ標準ステレオプラグ/ミニステレオプラグ
- 質量(約) 390g(コード除く)
- 付属品 金メッキ標準ステレオプラグ(既装着)