Fostex FE108EΣの利用レビュー
フォステクスFE108EΣの基礎データ
Fostex FE108EΣ取り説より特徴抜粋
- HP振動板&ESコーン
- UDRタンジュエンタルエッジ/ダンパー
- φ90mm大型フェライトマグネット
Fostex FE108EΣ大山の評価
FE108EΣはFE103シリーズをバックロード用にしたもので、こちらも大変歴史が長くバージョンアップが繰り返されてきていて現在のものは4世代目にあたる。FE103Σ⇒FE106Σ⇒FE108Σ⇒FE108EΣ。
103Eよりか上質のパーツを組み合わせている。1世代前のfostexの限定ユニットの技術を投入(HP振動板とUDRタンジェンタルエッジがその代表。)カタログ数値的にFE103Eと比較するとM0、Q0などはそれほど大きな違いはないが、マグネット重量は103Eの2倍以上ある。これは当然バックロードを駆動するのに必要不可欠なものだ。
長岡鉄男先生のスピーカーでもこのユニットを利用して設計したスピーカーはたくさんある。有名どころではD-90フラット、D-101a(スワンa)D-10バッキーなどなど。
音の特徴としては中高域の伸びがFE103Eより高いのが一聴して分かる。よりワイドレンジ化・音の分解能力・指向性向上による音場感がアップしている。バックロードを本格的に楽しむjにはやはり最低これくらいのユニットを使いたい。