BOSE Wave Music System IIの視聴・評価

BOSE wave Music System II視聴後の大山の評価
bose waveは2mに及ぶ共鳴理論を用いたスピーカー。まさにバックロードホーンのようなこのスピーカーを高級ラジカセで発売するというのだからboseの凄さには本当に感嘆する。
waveは秋葉原にあるboseの専門ショップで視聴室で視聴したが、音は長岡鉄男氏のF2000ネッシーのような長大な共鳴管ではなく、かといってD10バッキータイプのショートホーン形式のバックロードでもない。どちらかというと音響迷路に近い形の動作で癖は少なくおさえられている。写真で見る限り、11.5センチのウーファーを共鳴管内部に入れて、ユニットの正面と背面両方のダクトから低域を取り出すというAWCSと同様の方式がとられている。Bose wave systemとBose wave system2の音の違いはこちらにたくさん書いたので見ていただきたい。
waveのユニットが全てカバーに隠れていて、ルックス的にも賛否があるかもしれない。個人的にはかなりかっこいいと思うが。ボーズの音というのは、音響理論とスピーカー作りに関しては一貫性を感じるが、ボーズのスピーカーは安いのから高級なものまで音の方向性が全く違う。定位感という意味では101が最もよく901が最も悪いが、このwaveはラジカセだけあってかなり万人受けする方向(そこそこの定位感)。音は鮮度、鳴りっぷり重視ではあるのだが、爆発するような感じは抑えられている。低域レンジはラジカセスタイルにしては頑張っているほうで、質感はやはりバスレフとはだいぶ違うホーンタイプの低域である。自作のホーンを聴いたことのない人には是非一度は聴いてみて欲しい音。もし好きだったら安くていい音の「自作SP」へGO!
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★★Acoustic Wave Music System II★★
BOSE wave Music System II カタログより特徴
- システム構成:CDプレーヤー、AMFMチューナー、
- 11.5センチウーファー×1、70mmスコーカー
- 総合出力57w
- 再生対応メディア CD/CD-R/CD-RW
- 寸法(W×H×D) 459*272*189
- 6.5kg