BOSE Quietcomfort2の視聴・評価

BOSE Quietcomfort2視聴後の大山の評価
初代quietcomfortからのバージョンアップ品で、バッテリーボックスが本体に含まれる形になった。ノイズキャンセリングのヘッドフォンは2000年ごろから普及しだし、私もソニー製のものを一時使っていたことがあるが、品質はその頃に比べて相当良くなったと感じた。私が使っていたものは、ノイズキャンセリングをオンにすると200hzぐらいの中低域がサーット鳴るような感触があり普及はまだまだなと感じた。
今回視聴したのは結構静かなショップであったが、ノイズキャンセリングをオンにしても「サー」音は全く感じなかった。ノイズキャンセリングも値段がだいぶ落ちてきて安いものだと1万円を切るものもでてきたが、安価なものとboseといった高級機種は違いはは断然としている。最大の違いはノイズキャンセリング自体の音が感じないことだと思う。
音はボーズの11.5センチフルレンジのような躍動感があり、バスドラムのメリハリ感、フルートの繊細な表現もばっちりこなす。安物のヘッドフォンにあるように、音圧を上げると高域がシャリシャリして聴き疲れすることがあるが、QuietComfortはかなり音量をあげても高域はしゃりしゃりしてこない。本体の頭へのフィット感も良好で、重量も軽い。唯一の欠点はノイズキャンセリングを利用しないと通常のヘッドフォンとして利用できないこと。ここは改善して欲しい。
静かな部屋でノイズキャンセリングありのヘッドフォンとなしのヘッドフォンを比較すれば当然なしのもののほうが性能は上であるが、QuietComfortシリーズはかなり違いが少なくなってきている。半額程度のボーズのノイズキャンセリング機能なしのものと比較視聴してみてもらえれば分かる。
Quiet Comfort シリーズは2と3があるが、大きな違いは2は耳をすっぽりかぶるアラウンドタイプで大きく、乾電池が使える。3は耳に載せるタイプで小型、バッテリーしか使えない。トータルの消音効果はヘッドフォン自体の遮音効果のあるQuiet Comfort 2のほうが上だが携帯性ではQuiet Comfort3に軍配が上がる。音にはさほど違いは感じなかった。
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★★QuietComfort2★★
★★QuietComfort3★★
BOSE Quietcomfort2カタログより特徴
- 密閉アクティブ型
- 35ミリフルレンジユニット
- ケーブルの長さ178センチメートル
- カラー:シルバー
- 電源;単4乾電池
- 電池寿命38時間