2、MDFとフィンランドバーチのD-88
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フィンランドバーチ合板によるD-88スーパーフラミンコ | MDF合板によるD-88スーパーフラミンゴ |
基本的な構造は全く同じである。
利用ユニット;FE-88ES新品4つ利用。
利用ボンド;タイトボンド
ターミナル;トリッテク製ターミナル新品4つ
内部配線;江川工房のオリジナルケーブル約40センチ
ファストン端子;金メッキが施してあるものをユニット側 にのみ利用。ターミナル側は半田で直に接合。
利用半田;無鉛銀半田
接合方法;70センチ端金16本、クランプ8こ、TGメタル13kg3つをうまく組み合わせて高強度のエンクロージャー
を目指した。端金の力が及ばない場所に限ってはビスを利用(片ch108本、左右合計216本のビスを電動ドリルドライバを用いて打ち込んだ。)外観
上はビスが見えないようにするために木ダボを打ち頭を隠す。作りの特徴:内部音道に接する部分全てをトリマーテーブルを用いて完全なR加工ほ施した。バッフルへはパイプ共振の恐れがあるのでテーパー加工をトリマーを使って施し、外側のヘッド部には8Rのトリマービットを 利用して、最小ヘッドによる点音源の理想に近づけ
た。ユニットとバッフルの密着度を高めるために鬼
目ナットより締め付け力を得られるつめ付きナットを削りとりつけた。内部には長岡氏の指定通り、
内部音同構造の折り返しの底面にフェルトの吸音
材を張った。仕上げに鉋を使って目違い違い払い
をして段違いを払った。
変更点:基本的な構造は全て長岡鉄男先生のD-88スーパーフ
ラミンゴそのままであるが、意匠的な理由から背面部
分は3mmほど後ろに突き出るかたちにした。