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D-88への鏡面ウレタン塗装4
中塗り4回目
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サンダーを終えたらエアーで必ず削りカスを落とす。さらに塗膜作りは続く。 |
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写真でみると分かりにくいが(実際の肉眼でもそうなのだが、)「中塗り」の工程では肉厚感というものは分かりにくいものだそうで、最後に仕上げのクリヤーを吹くといっきに厚い塗膜が浮き出てくるとのこと。 |
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この段階でもかなりいい感じに仕上がっていると思うのだが、、、。 |
中塗り5回目
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軽く#400のペーパーを手であてて最後の中塗り作業に入る。 |
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ダメ押しの塗膜作り。 |
サンディング(サンダー)#400
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これは仕上げ塗りに移る前のサンディングなので番手を細かくした。 |
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サンダーがあたらない場所へは手作業で。壁谷氏が左手に軍手をしているのは、ここで手の指紋がつくと次の上塗りの工程で、痕がでてしまうからである。 |
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5回のウレタンサンディングシーラーの工程を終えた。 |
上塗り+補色(カラーリング)1回目
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ここからは仕上げ工程。写真はウレタンシンナー。これをクリヤー塗料に混ぜて使うものであるのだが、シンナーにもいろいろなランクがあるそうで塗装屋さんはシンナーの質にも大変気を使うそうです。ちなみに写真のシンナーはノーキシレンノートルエンのエコ塗料。 |
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補色(カラーリング)とはクリヤー塗料に着色剤を混ぜて吹くこと。これにより最終的な色合いの調整を行う。これは凄く難しく、素人が行うとすぐに色ムラになってしまう。さらに今回は全艶塗装でもあり、ちょっとしたミスがすぐにでてしまう。木工塗装の中でも最上級に難しいといえる。。 |
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カラーリングでは一度にたくさんの色をつけるのは難しいので薄い色を複数回に分けて吹くことで、理想の色にもってゆく。 |
上塗り+補色(カラーリング)2回目
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補色の工程2回目。 |
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壁谷氏が紙をあてながら塗料を吹く部分と吹かないところを分けてムラをきっている。 |
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少しづつ色がマホガニー色に近づいてきた。 |