スピーカー追求道>【2スピーカー製作編】木工塗装技術編トップ>
D-88への鏡面ウレタン塗装2
色決め
![]() |
木工塗装の一番初めに行われる工程がこの色決め。棚には相当数の塗料がある。 |
![]() |
しかし、上の写真の棚にあるものは過去に使ったものの残りなどで、実際にはたった6色の原色を混ぜ合わせて無限な色彩を作り出してゆく。 |
![]() |
写真のような端材(スーパーフラミンゴを作った時にでた余り材)に混ぜ合わせた色を数種類示してくれる。 |
![]() |
今回はマホガニー色(黒がベース若干赤みのかかった色)でいくことにした。しかしこの色を決める作業は優柔不断の私にはいつもここで何故か時間を異常にくう。 |
素地着色
![]() |
いよいよ素地への着色スタート。底面から刷毛で手際よく塗ってゆく。 |
![]() |
これは拭き塗りなので一面をぬったらウエスでふき取り、次の面にいく。これの繰り返し。 |
![]() |
開口部分は難しい。手の届くところまで。 |
![]() |
ふき取り。オイルステインの着色は塗りよりか、このふき取りの方が難しい。このふき取りでムラがでないように力を調整しながらふき取ってゆく。 |
![]() |
着色完了。 |
下塗り
![]() |
関社長登場。 ターミナルの部分が塗りにくかったたので木っ端をかませて塗りやすくしている。 |
![]() |
着色後の一発目の塗装は”下塗り””捨て吹き”などと呼ばれる。これは全工程での着色を下地に抑える目的で行われる。 |
![]() |
使った塗料はウレタンサンディングシーラー。教科書的にはここで”ウッドシーラー”という塗料を使うことになっているがプロの現場ではここから仕上げまでをサンディングシーラーで行うとのこと。 |
ペーパーでのけば取り
![]() |
写真を撮るのを忘れてしまった!が一度目の下塗りの後に#280のペーパーを軽ーくあてる工程がはいります。ケバ取り程度に行わないと下地がすぐにでてしまうので注意が必要です。 |
![]() |
正面からのスーパーフラミンゴ。 |
![]() |
塗装場には写真のような大型の換気扇が装備されており、強力に換気をしてくれる。 |
中塗り1回目
![]() |
ここからがいわゆる中塗りの工程。これは下塗りとは違い”塗膜”を作る重要な工程だ。今回は塗装の指定でできる限り塗膜を厚くして欲しいという要望をだしたので、この中塗り⇒サンディングが2日間に渡って続いた。 |
![]() |
中塗り用のたっぷり塗料がでるガンを使ってふいてゆく。 |
![]() |
写真のようにスワンが立った状態で塗装し、乾いたら底面の塗装をする。底面だけは見えないので、中塗りの工程は何工程かは省く。 |