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ユニットのバッフルへの取り付け方法
バッフルへのスピーカーユニットの取り付け方法は音質に大きな影響を与えます。特にバックロードホーン型スピーカーは密閉度が命なので安易に考えてはいけません。密着度の低下は、音漏れによるホーン動作の不安定化、ユニットの不要振動によるひずみの増大といいことはひとつもありません。
ねじは木ねじ、オニメナット、爪付きナットの3種類が主に使われますが、最も密着度が強い順に爪付きナット→オニメナット→木ねじの順になります。ですので爪つきナットを利用するのが最もお勧めです。状況に応じて使い分けましょう。
爪つきナット ユニットの取り付け・取り外しを何度やってもネジ馬鹿にならない。最も強力にユニットとバッフルを密着する。取り付け穴が正確にあかなかった場合でも修正が比較的容易にできる。M~という専用のビスを使う。 |
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オニメナット ユニットの取り付け・取り外しを何度やってもネジ馬鹿にならない。垂直に穴を開けるのがドリルだけではけっこう難しい。穴の大きさ・位置も正確でなくてはならない。位置がずれた時修正しづらい。木材によっては強く締めるとネット自体が回ってしまう。M~という専用のビスを使う。 |
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木ねじ 最も手間がかからずに簡単に取り付けられる。ユニットに付属している場合、別途買う必要がない。使う木材の種類によって密着度が大きく左右される。ユニットとバッフルの密着力は3つの中で最も弱い。ユニットを何度も取り外すとネジ馬鹿になり密着度はほとんどなくなってしまう。 |