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誤差を少なくする注文方法1
ネットでの専門ショップや東急ハンズ渋谷・新宿店で合板をカットしてもらえば特に何も言わなくても図面を差し出せば正確にカットをしてもらえる可能性が高いと言えます。しかし、一般のホームセンターなどで何もいわずに依頼した場合カット精度に大きな誤差がでてしまい組み立てるときに大変な苦労を強いられることになりかねません。ではどのように注文をつけてカットしてもらえれば極力正確にカットしてもらえるのでしょうか?
次の2点を強調して言えばかなり正確にカットしてもらえるはずです。
- 板を直角にカットしてもらう。
- 板の長さを極力正確に切ってもらう。
お店で板をカットしてもらう時は必ず「スピーカー製作に使うのでできるだけ精度を出すように」と何度も繰り返し強調します。そして「カット精度の誤差は何ミリまで保証してもらえるのか」「もし誤差をこえたら返品してもらえるのか?」など聞いて店員にプレッシャーをかけます。板はどんなに正確にカットされていても角が直角でないと正しい組み立てはできません。スピーカー工作で使う通称サブロク(910mm×1820mm)と呼ばれる合板は店にはいってくる段階では板の角が直角ではありませんので、まずは正確な長方形にしてからカットしてもらわないとならないわけですが、この工程を省かれることがあるそうです。「角が直角であること」もかならず確認しましょう。初心者の方は店員にこの2点
- 板を直角にカットしてもらう。
- 板の長さを極力正確に切ってもらう。
を店員に正確に伝えましょう。