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オーディオA級ライセンス
巻頭に「この本はビギナーのための入門書ではなく、ある程度のキャリアのあるマニアのための実戦的参考書という形をとっている。(中略)ビギナーにとっては用語からして難解で、理解に苦しむ部分も出てくると思う。(略)」「10万円で100万円の音を出したい、100万円で1000万円の音を出したい、という行動派のマニアのために筆者の体験から生まれたノウハウのすべてを公開しよう(略)」とある。
全体で237ページあるが、135の独立した項目に分けコラム形式で解説しており、体系的な理論本という感じではない。そのため難解な箇所もなくはないが上に書かれているほど上級者向けという感じはなく、むしろぱーっと読めてしまう。内容も長岡鉄男先生特有の、正確な理論に基づいた独特の発想のものが多く読む価値大である。p129の「音場的分解能」という概念には感動した。
オーディオA級ライセンス | ||
発行日 | 1983年12月 | |
著者 | 長岡鉄男 | |
出版社 | 共同通信社 | |
販売中/絶版 | 絶版 | |
難易度 | ★★★☆☆ | |
お勧め度 | ★★★★★ |