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実用のオーディオ
オーディオ初心者がオーディオ全般に関しての理解を深めるのに最適の書で、筆者(大山)が最もお勧めしたい本である。内容は前半3分の1くらいがオーディオコンポーネントの「基礎知識編」でアナログプレーヤー、アンプ、スピーカー、リスニングルームについて言葉の定義から特徴まで非常に詳細に解説している。次の3分の1がそのコンポーネントの「使いこなし編」。最後の3分の1が「オーディオ用語アラカルト」と称し、初心者が理解し難い用語などを辞書風に1語ずつ解説している。
オーディオ入門書としてこれほど良くできたものは現在市販されているものも含め皆無である。書かれたのが30年近く前であるのを一切感じさせない素晴らしい内容であり、オーディオファンであれば自作マニアに限らずとも手に入れたい1冊である。発刊部数が結構多かったせいかそれほど値段も高くなっておらずお勧め。
実用のオーディオ | ||
発行日 | 1974年8月 | |
著者 | 長岡鉄男 | |
出版社 | 音楽之友社 | |
販売中/絶版 | 絶版 | |
難易度 | ★☆☆☆☆ | |
お勧め度 | ★★★★★ |