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マイ・ステレオ作戦
内容は前半3分の2くらいがオーディオ一般に関する考察で後半3ぶんの1がスピーカー工作に関するもの。前半のコラム形式の読み物では持論の”コストパファーマンス(高いものが必ず良いとは限らない)”を中心に語られている。「ターンテーブルは軽いほどよい」「マルチアンプ方式はマルチコスト」「マルチウエイのマイナス面」「歪も音のうち」など様々なパラドクスを提示することでそれらを説明している。コラム欄にコントが載っているが今読んでもかなり笑える。
後半の3分の1くらいはゲバゲバ工作と称しOEMスピーカを使った安価なスピーカーシステムの作り方を紹介している。当時と現在のスピーカー工作事情の違いに相当驚く。昔はスピーカー用の合板カットサービスなどまだ一般的ではなくノコギリを使った板取りなど書かれている。
マイ・ステレオ作戦 | ||
発行日 | 1970年8月 | |
著者 | 長岡鉄男 | |
出版社 | 音楽之友社 | |
販売中/絶版 | 絶版 | |
難易度 | ★☆☆☆☆ | |
お勧め度 | ★★★★☆ |