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2009年12月15日配信号
■塗装屋さんに教えてもらった2種類のパテの
使いかた■
久々の工作ネタです。
スピーカーを塗装するときに、みなさんは
下地処理をしますよね。その下地処理の時に
使う”パテ”のお話です。
これは僕が木工塗装屋さんに教えてもらった
貴重なお話ですのでより綺麗にスピーカーを
塗装したいと思っている人にはきっと役に立ちますので
ぜひ最後までお読みください。
ちなみにこの塗装屋さんにZ1000の塗装
http://z1000.biz/idcount/data/59.html
をすべて任せています。
このくらい綺麗に塗装をしようとすると
下地処理は非常に時間をかけて行います。
Z1000にはバーチ合板が使われていますが、
バーチに限らずベニヤは木口の抜けが本当に
多くここをパテですべて埋めてやらないと
ここまで綺麗にはならないのですね。
ちなみにZ1000のパテ埋めと下地のペーパーがけ
だけで2台のペアを作るのに私は丸一日かかり
ます。
そのぐらいやらないとだめなのですね。
ちなみにパテ埋めとペーパーがけは木工屋
がやっても、塗装屋がやってもいいのですが、
私は値段を安くしてもらうためにすべて自分で
行っています。(笑)
さて本題のパテですが、塗装屋さんは2種類の
パテを使い分けています。
この2種類のパテはラッキーなことにホームセンターで
購入可能ですので、皆さんもぜひトライしてみてくださいね。
一つ目は「エポキシパテ」と呼ばれる
ものと、そしてもうひとつは普通の「木工用パテ」
です。
どう違うかというと
「エポキシパテ」は
●一度固まるとほとんど痩せない
●2液タイプのため硬化時間が早い(30分ぐらい)
●大きい穴などには塗れるが、小さい隙間にははいりにくい
●固まると非常に硬くなる
「木工用パテ」は
●時間がたつと痩せてくる
●硬化時間が長い(2時間以上)
●小さい隙間によくはいってくれる
エポキシパテは硬化が早く、一度固まると
ほとんど痩せないので非常に良いのですが、
小さい隙間にははいりにくいという欠点があります。
一方木工用パテは細かい隙間によくはいるのですが、
時間とともに痩せてくる(窪んでくる)という欠点
があります。
つまり大きな抜けや窪みには「エポキシパテ」を使い、
小さな隙間には「木工用のパテ」を使うというふうに
するといいと思います。
(↑というか、塗装屋さんにそうしてくれと言われました)
どんな商品かというと
エポキシパテはこんなんで、
http://z1000.biz/idcount/data/60.html
木工用パテはこんなんです。
http://z1000.biz/idcount/data/61.html
普通のホームセンターであれば手に入ります。
木工用パテは硬化時間が冬場は異常に長いのですが、
短くしたいとき、(早く研磨して塗装したいとき)
はドライヤーを使って暖めてやると硬化時間を
短くすることができます。
またメールしますね。
■オーダーメイドバックロードホーンZ1000■
http://z1000.biz/idcount/data/62.html