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2009年10月12日配信号
今年の秋刀魚(さんま)ははずれ
が多くないですか?大山です。
■優秀録音紹介2■
今日紹介するのは有名なドヴォルザークの
交響曲第9番新世界より
この曲はアルバム4,5枚持ってますが、
一番お気に入りなのがこの録音
http://z1000.biz/idcount/data/29.html
この録音はドヴォルザークホールという
広さ的はさほど広くないホールを使っていて、
B&Kマイクを使った「ワンポイント録音」でとられて
いるといいます。
「ワンポイント録音」とはマイク2本を使って
録音する方式。
マイク2本以上使ったものは「マルチマイク」方式と呼び、
現実的にはこちらの方式
でとられた録音のほうが圧倒的に多い。
マイク2本でとることのメリットは
位相差、時間差が少なく音場感が良いこと。
デメリットもいろいろありますが、個々の楽器の音量差が
ばらばらになったり、分解能が劣ることがあります。
スワンの音場再生理論はこのマイクと
スワンのユニットを同一のものとみたてた
ものでありますが、確かにこういったソース
はフルレンジ1発のスピーカーで鳴らしてあげると、
凄い音場再生ができます。
演奏自体も素晴しいと思いますので、
是非聴いてみてください。
http://z1000.biz/idcount/data/30.html
■編集後記~ロシアバーチの音■
ロシア製バーチ合板と僅かなシナ合板を
用いたZ1000の本試作モデルの音出しレポです。
今までZ1000はMDFで試作を繰り返してきて
ほとんどボンドをいれずに、クランプのみで
とめて音だしをしてきたのですが、
やはり音の良い合板を正確に組んで、
ボンドを入れたときの音と、試作のMDFの
状態では天地の開きがありました。
音は自分でいままで自分が作ったもの
の中で最高のレベル。自分で言うのもなんですが
ここまで完璧にバックロードを鳴らしたのは
初めてです。
音量をあげていっても癖がなくバーチ特有の
うつくしい箱の響きです。特性自体も抜群。
自分としてはもはや文句のないところまで
もってきた自信があるのではやくZ1000を発表したい
ところですが、やはり私の耳と測定器のみでは一抹
の不安があります。
そこで私より遥かにオーディオキャリヤが長い
大先輩達のところを回って客観的な意見をお聞きして
ダメだしをしていただいてから
販売モデルの仕様を決定したいと思います。
Z1000の仕様や金額についてお問い合わせを
数件いただいておりますが、今月中にはお知らせ
できると思いますのでもうしばらくお待ちくださいませ。
またメールしますね。