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2009年8月27日配信号
車(中古)を生まれてはじめて買いました
大山です。
■定在波の測定シュミレーションソフト■
私が部屋の定在波シュミレーションに使っている
非常に優れたフリーソフトがありますので
ご紹介します。ご存知の方も多いかもしれませんが、
「standwave2」というフリーソフトです。
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/688.html
どんなソフトかと言うと、
スピーカーと、リスニングポイント、
壁の堅さなどを入力すると
どこの帯域で定在波の山と谷がでるかが
正確にわかるという優れたソフトです。
大山が定在波の測定をするときは
20hz~300hz
ぐらいまでのサインウエーブを
スピーカーに入れて、測定器を片手に
部屋中を歩き回って最も癖が出る帯域を探るのですが、
その時に得られたデータがこの
「standwave2」で行ったシュミレーション
とほぼ一致しました。
部屋が凸凹していない、直方体の部屋で
あればかなり正確に定在波のシュミレーション
を行うことができると思います。
ところで
僕が所属しているオーディオサークルの
飲み会で常連のNさんとこのソフトに
ついて数ヶ月前に喋ったのですが、
Nさんもこれを定在波シュミレーションに使っていて、
このソフトを”ノーベル賞”ものだと評して
いました。確かに僕もそうだと思います。
「ノーベル賞」もののソフトを無料で
ダウンロードする
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/689.html
■あなたが最も好きな市販スピーカー■
投票数295票を超えてしまいました!!
今までの投票数から考えて200ぐらいが限界
かと思ってたのですが、
いっきに300に届く勢いです。
投票してくださった皆様ありがとう
ございます。
いただいたコメントをチェックするのが
私の毎日の楽しみとなっております。
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/690.html
オーディオは趣味の世界ですから、
決して多く売れていて人気のあるものが
万人にあてはまるわけではないのですが、
これを見ると皆が考えているスピーカーの大まかな音の
傾向とかってかなり分かると思うんですよね。
まだ投票されていない方は是非
良かった市販スピーカーの本音をお聞かせ
ください!!
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/691.html
■編集後記■
~108EΣバックロード開発秘話2~
前回私が出した2段重ねのバックロードホーン
ですが、あのスピーカーはスーパースワンの低域
を目標に1年ほどかけて開発しました。
開発のテーマは「FE108EΣという定番ユニット
を使ってスーパースワン並みのスピーカーを
トールボーイで実現する」
というあまりに欲張ったもの(笑)
乗り気でスタートしたプロジェクトでしたが、
はじめの半年ほどは全くうまくいきませんでした。
Sスワンと、自分が作った箱をモノラルで
測定、視聴比較をするのですが、
全然話にならない!!!!。
Sスワンの圧倒的な低域の前に私は完全な
敗北感を半年以上味わいつづけました。
試作したスピーカーの数はなんと20台以上。
この20台は全て内部の板を動かして、空気室、
スロート、ホーン開口部などを細かく調整
していきました。
ひとつのスピーカーにつき100パターンぐらい
板の調整をするので全部で2000パターンぐらいの
スピーカーを聞いたでしょうか。しかし、それでも
スーパスワンの低域には勝てませんでした。
ゴミの山と化した試作スピーカーの数々を見る
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/692.html
しかし、試作を続けてゆくうちに
私は通常のトールボーイタイプのスピーカー
とスワン型スピーカーの大きな違いを発見したのです!!
この発見をトールボーイに適用してみたところ
低域はいっきにSスワンに近づきました。
スワン型バックロードと、トールボーイ型バックロード
は一体何が違うのか????
これこそがこのスピーカーの"核core”となったのです。
答えは次回編集後記に続く・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。