108万円の音をGETするメルマガ
バックナンバー
2009年2月6日配信号
大山からの重大発表があります。
続きは編集後記で。
■2009年度オーディオイベント情報前半■
オーディオイベント情報2009年度の前半部分を
更新しました。
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/196.html
2月に行われる大きなイベントは
パシフィコ横浜のAVフェスタ2009。
このイベントはけっこう大きな
イベントでオーディオ、ビジュアルの
大手から中小まで多く出品します。
FOSTEXも今回はユニットを
出品するそうなのでFW168HRあたりがでてくるの
でしょうかね?
詳しく知らない人のために説明すると、
FW168HRというのは
FOSTEXから発売予定の単品ウーファーです。
その前バージョンがFW168HPという
モデルで、400万超のハイエンドスピーカーに
採用されたというスピーカーユニットです。
いやがおうでも期待が高まりますね。
このイベントには毎年恒例の
自作オーディオ自慢大会という
企画があります。
これは「自作アンプ」と「自作スピーカー」
に分かれて事前にエントリーした
作品を発表します。
部屋は毎年場所が違うのですが、
パーティションで区切られたスペース
で視聴が行われることが多く、
あまり理想的なリスニング環境では
ありません。
投票も用紙が山積みになっていて
一人何票いれても分からないんじゃない
と突っ込みを入れたくなります。(笑)
音を聞くというよりか
作ったものを見るといった感じが
強いかもしれません。(結構奇抜な
スタイルなものが多いのも特徴!)
このへんはミューズの自作コンテストが
10枚ぐらい上手です。
しかし自作アンプや自作スピーカー
を聞いたことがない方は一度足を運ばれたら
と思います。
私も休みに仕事がはいらなければ行く予定です。
■改訂版無料レポへの感想■
前号のメルマガで配布いたしました、
「絶対失敗しない単品スピーカー購入
の鉄則」のアップバージョン版ですが、非常に
多くの方からコメントをいただきました。
まだ新しいバージョンを読んでない方は
こちらからダウンロードしてください。
レポートをお読みになりたい方はサイドバートップにあるフォームに
お名前とメールアドレスを入力してダウンロードしてください。
賛否が分かれたのが、
「中古品は10年使ったあとに売るのが
一番おいしく、買うときは新品に近い
新古品が良い」
という感じの記事です。
反対のご意見を紹介すると、
「10年で半額というが、実際はもっとばらつき
があり20%~30%ぐらいになってしまうもの
もある。だから10年後に売るのが必ず
しも正しいとは限らない」
「オークションでは良心的な出品者は少なく、
悪徳業者も入っているから、オークションでの
売買自体が控えたほうが良い」
他、賛成反対いろんなご意見をいただきました。
まあ~反対の意見というか、私への
アドバイスだと思いますので
嬉しいご批判として感謝いたします。
10年で半額というのは一応の目安でして
もちろん全てがそうではないことは
当然です。スピーカーのように比較的
故障の少ない機器は当然高値で推移しますが、
CDプレーヤーのように可動部分がある
ものはメンテがはいらなければならないので
当然値段も下がりやすいでしょう。DACの
進歩も入るでしょう。
アンプもボリューム部分にノイズなどがはいるので、
メンテが必要ですね。
ただオーディオ全体で見ると、
パソコンのように進歩が激しい世界ではないので、
(現在のものが10年後でも通用している
可能性が高く)値段が定価の20~30%に
なってしまう例は非常に稀だと思います。
次のご意見。
「ヤフーオークション自体、悪徳業者
も入っていて売買自体を控えたほうが
良いという意見」に関して。
確かに、一度オークションで痛い目に
合えば売買自体に懐疑的になるのは
止むを得ないと思いますし、慎重に取引
をされるのは大事なことです。
しかし、私は長い間オークションを
使って物を買っていますが、
今までにあまりにひどい出品者(詐欺的な
という意味)にはまだ出会ったことが一度も
ありません。
中古オーディオショップの中間
マージン抜きで取引ができるように
なった意味は非常に大きいのではと思います。
私は数年前にヤフオクでの注意点を
まとめたページを公開していますので、
利用しようと思っている方はこちらを
ご覧ください。
一般的なことですが、私が書いた点を
守れば詐欺などにひっかかる可能性は低く
できると思います。
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/198.html
■スピーカーエンクロージャーを
組むときに使う木工用ビスについて■
今回の木工ねたは
木工用のビス(木ねじ)について。
スピーカーを作るときに欠
かせないのが木ねじです。
小型のエンクロージャーであれば
全て端がねやクランプをつかって
ビスなしで組むことも可能ですが、
バックロードのような大型エンク
ロージャーを組むときは私は必ず
木ねじを使っています。
理由は端がねやクランプが届かない
音道部分にはビスで圧着するほか
ないからです。
バックロードは音道部分の正確
な接着が命で、複雑な音道がっかり
側板についていないと
ホーンの動作が不安定になり
ふぬけた音になります。
ですので私は最近作ったバックロードに
は全てビスを使っています。
ビスを使うとエンクロージャーに
ビスの音が載るから良くないという
考えもあるとは思いますが、私は
そのデメリットよりか接着が強力になるという
メリットのほうが大きいと考えています。
今回は最も初歩的なビスの種類と長さを
説明したいと思います。
まずビスの種類ですが、
私が最も好んで使うのは造作用で
使う「コースレッド」「スレンダースレッド」
というビスです。
最大の特徴はビス自体が細くできていて
板が割れにくくできています。下穴
をあけなくても電動ドリル(インパクトドリル)
でビスをしめることができます。
このタイプのビスはあまり10本単位では
売っていなく、箱に入って500本~1000本ぐらい
で入ってます。
大きいホームセンターに行けば一箱500円~
1000円ぐらいで買えるので、
数百円の小分けのビスを数袋
買うよりずっとお得です。
木工をほとんどしない人であれば
一箱買えば20年はもつかもしれませんね(笑)
こんな感じのビスです。
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/199.html
30mm~70mmぐらいまで
そろえておくと大変便利です。
利用するビスの長さについてー
これは私が木工を始めたときに
会社の先輩が初日に僕に教え
てくれたことです。(笑)
2枚の板をビスで接着するときは、一番はじめに
接する木材の板厚の2~2.5倍の長さのビス。これを
ひとつの基準と考えてください。
つまり15mm厚のバックロードの側板を
本体に接着するときは30mm~40mm
のビスを利用するということです。
D58ESの側板は42mmなので、本体に
接着するときは80mm~100mm必要に
なりますね。
さらになマル秘テクを一言。
MDFやパーチクルボードは
ビスが効かないと長岡先生
の本に書いてあります。
実際パーチクルボードやMDFに
ビスを使ってとめようと思うと、
空回りしてビスが効きにくい
のが分かります。
ここでビスを効かす取って置き
のテクを紹介。
答えは超簡単:基準より長いビスを使う。
これで効きます。長いビスを使うと
板割れをすることがあるので
その場合は下穴を開けてからビスを
しめましょうね。
■編集後記~私の夢■
私は現在埼玉県にある小さな木工所に
勤めている人間ですが、
今年中に小さな工房をもって独立
することを決心いたしました。
木工をやっている職人は
誰もが独立を夢見ます。
私もいつも独立の夢を見ては、
辛い仕事を乗り切ってきました(汗)
ある程度資金的なものにメドがたった
のでここで決断することにしました。
いろいろやりたいことが
あるのですが、今のところ提供したいサービス
の筆頭に考えているのは・・・・
オリジナルのバックロードホーンスピーカーを、
お客さんの耳と、部屋、と聞くソースに合わせて
オーダーメイドで1台づつ
作るというサービスをしたい!!
インターネット上でスピーカーを作って販売
しているサイトはちらほらありますが、
私はこれまで培ってきたバックロードホーンという
超ニッチなジャンルで勝負したい。
世界広しといえども、
オリジナルのバックロードホーンの設計から製作まで
してくれる個人や会社など皆無ではないでしょうか?
私は長岡先生のスピーカーや
様々な優れたスピーカービルダーの
バックロードと多く接してきていますが、
非常にレベルの高いフルレンジ1発の
バックロードホーンは十分にハイエンド
スピーカーと互角にやってゆけるという
確信をもっています。
完全にオーダーメイドで
個人の音の好みにあわせたバックロード
を作る。
設計、デザイン、製作、塗装、搬入、
最終的な音の調整まで全て私がやる。
夢が膨らみます。
しかし、正直言って会社を辞める
恐怖は大きいです。
この不景気の中仕事が得られなければ、
借金背負って、路頭に迷って、ネットカフェ難民に
なるかもしれません(笑)
オーディオ業界は言わずもがなブームはと
うの昔に過ぎ去っておりまして日本にあった
大手メーカーも撤退しつくしております。
そのオーディオ業界に参入するというのは
あまりに無謀で浅はかな試みかもしれませ
ん。
けど、私はどうしても自分の大好きなスピーカー
で飯を食ってゆくという自分の夢を捨てることが
できないのであります。
私はまだまだ経験不足で人間的にも至らない
所ばかりではありますが、今後も暖かく応援して
いただけたら嬉しいです。
皆様、私の夢の実現に、
クリックだけの、ほんの10秒で済むアンケートに協力してくれませんか?
↓↓↓
http://www.diyloudspeakers.jp/idaf/data/200.html
よろしくお願いします。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。